episode 49 [デビルズ・デカベース]

とうとう次週は最終回。その盛り上がりが最高潮に達した回でした。ずっとこの番組を見続けている人にとっては、ぐっと来る場面が多々ありましたね…。
先週のラスト、スワンさんからの通信でデカベース内にアブレラが侵入したという情報が。それに戸惑ってデカレンジャーはジェリフィスをなかなかデリートできません。 スワンさんに非はないけど、間が悪かったですね。しかもデカベース侵入時には姿の見えなかったイーガロイドがスワンさんの元に! デカメンバーも視聴者も「スワンさん!」な、ここでOP。ぐあー、にくい、にくいよこの演出!

そしてOP映像。なんと出演者の映像が新しくなっていました!ビックリと同時に、ああ、このOPがきちんとした形をとるのも今回が最後なのかなぁと寂しくなりましたが…。 各々の表情も、バンは少し微笑み、ホージーは凛々しく、センちゃんは目も開いて(笑)キリッと、 ジャスミンは吹っ切れたような笑顔、ウメコは明るく見えてちょっと寂しそうな笑顔、テツは力の入ったいい顔でした。 私はウメコの表情がなんか、ぐっと来ましたね(今回はグッと来た発言連発な予感)。みんなホントに顔つきも変わったし、成長したんだね…。

デカベース内ではボスが一人でメカ人間達と激戦を繰り広げながら、アブレラさんと対峙。うわぁ燃える…!なんかボスの顔が表情豊かだよ?凄いなぁ。 アブレラさんはなぜか極秘のはずのデカベースの建築材について知っています。うん、やっぱり普通の出来じゃないんだ。アヌビシウムというらしいです。 ボスの星の鉱石かなんかでしょうかね?その情報の出所が、なんと1〜2話のドン・モヤイダからとは! それ以外にも少しずついろんなアリエナイザーから情報を貰っていたらしいです。地球署の情報を持ってくることをアリエナイザーたちに契約させていたとは…。 アブレラさん、いえ、アブレラ様、あなた用意周到すぎますよ!頭脳戦しかけてくるボスってやっかいですねー! しかも傭兵部隊として4人のアリエナイザーを脱獄させてくるとは、よっぽど地球署への恨みが深いんでしょうねぇ。 しかし金儲けだけなら別の星に行けばいいのにと思ってしまうんですが、なにか地球にこだわる理由があったんでしょうか? なんか傭兵の一人の声が聞いたことある…と思ったら、そいつはイーガロイドのモデルになったウニーガというアリエナイザーでした。 モ、モデルいたんだ?!もう最終回間際に来ていろいろ盛りだくさんすぎてなにに反応していいやら…。声はもちろん中井和哉。ゾロかムゲンか…。最近剣士が多いですね。

ボスは満を持してデカマスターへ変身。この時のカメラワークがめっちゃくちゃ格好イイ!いい仕事してますね〜。いやホント。 デカマスターは4人の傭兵相手にも引けを取らない戦いぶり。むしろ押してます!もうこの辺では本気でボスを応援してしまいました…。それくらい迫力のある熱戦。 このまま勝てるか?と思いきや、相手はスワンさんを人質に!ぐあー、お約束だけど犠牲に出来ない人なのでかなりピンチです。 スワンさんを脱出ポッドで逃がすために負傷するデカマスター。ウニーガの必殺技?が決まり、ボスが、崩れ落ちる…?! しかしこうでもしないとボスには勝てないってことは、スワンさんは地球署にとって諸刃の刃とも言えますね。 科学技術は凄いけど戦力としてはあまり期待できなくて、しかし切り札として守らなければいけないわけだし。 デカスワンに変身しようとしたのもイーガロイドに阻まれたら打つ手なしですし…。

一方ジェリフィスをデリートしたデカレンジャーは急いで地球署へ。しかしアブレラさんのアブトレックスに阻まれます。 しかもデカベースはアブレラ様に乗っ取られ、デカベースロボとして機動。「フェイク・ブルー」の時に一瞬だけ陥った地球の危機が、まさに実現するとは! いつもは頼もしいデカベースロボとデカレンジャーロボとの体格差が、いまは禍々しい壁のようです…。 そしてとうとうデカレンジャーロボがデカベースロボの猛攻の前に倒れる!ううん、こんな日が来るとは…。 アブレラさんはルーレットで壊す街を決め、悠々と去っていきます。こんなに用意周到で余裕綽々のボスってスゴイなぁ。ある意味格好イイです。 デカの魅力の一つはキャラの立ちかたですが、味方だけじゃなくてこうした敵も魅力的なところがすごいですね。

ところでこの辺でまだ前半なんですが、この感想文いつ終わるんでしょうか…。いや、でもやります。やりとげますとも。

なんとかデカレンジャーロボから脱出したデカレンジャーたちは、瓦礫に覆われた街で途方に暮れます。ジャスミンが一番にボスへ連絡をとるところに納得。 やっぱりジャスミンだよなぁ。ボスは「俺のことはもう忘れろ」なんて言ってますが、そう簡単に忘れられますか! いままでの信頼を考えたらあまりにも酷な台詞ですよ。弱気になるデカレンジャーにボスは渇を入れてから、「デカベースは」と言って通信が途切れます。 倒れるボス。えええ殉職、ということになるのこれ…?いや、どう考えてもボスは復活するでしょう。これは視聴者的には待て次回、ということで。 みんなが打ちひしがれるところへ、新たな通信が。その声はヌマ・O長官。宇宙警察の総合的な調査から、アブレラさんはお金のためだけに惑星間戦争を引き起こし、 第12銀河を消滅させた希に見る凶悪な武器商人ということが明らかに。アブ様、そんなに凄かったのか、と見ている方もデカレンジャーも思ったでしょう。

宇宙警察は主力部隊を地球へ送ったのでもうお前達は戦わなくていい、「無茶をして死ぬな」というヌマ長官の台詞が泣かせます…。長官、あなたも愛すべきキャラですよ。 でもデカベースを爆破という決定には納得できない6人。悲壮感漂う中、ホージーの「俺たちはなんだ?」という問いにそれぞれが「ボスに選ばれたチームの一員として、 悪を憎み、正義を愛し、それぞれの個性を組み合わせて勝つ」ということを再確認します。これがいいよね…!地球署にはみんなが必要なんだよなぁ…。 泣ける…。センちゃんはここで逆立ち。最後の最後まで、この人の個性は冷静な推理。それでこそ地球署の誇る変人ですよ。 スワンさんならもしかして、ということでデカベースの跡へ。なにも無くなったデカベース跡が寒々しいです。 地下へ行くと、そこにパトウイングが。スワンさんが「こんなこともあろうかと」地下に移動させていたのです。 これでなんとかなるかも、というジャスミンに「なんとかじゃない、絶対勝つ!」と断言するバン。いいなぁ、熱いなぁ。6人で拳を合わせ、反撃開始です。

デカウイングロボとデカバイクロボの連携でアブトレックスを撃破。デカバイクロボ手持ちのアルティメットバスター、ゼロ距離射撃に痺れました。 しかし後ろのビル吹っ飛んでたけどいいのかあれ(笑)。アブレラさんは「私のアブトレックスが!」と怒っていて笑えました。乗ってたアリエナイザーはどうでもいいらしい(笑)。 実はテツとロボを乗り換えていたデカレンチーム。5人でデカベースに突入です。自分たちの基地だし、有利です。 この辺の映像で、デカベースの中はちゃんと建物のままなんだな、と何となく納得。 追いつめられたのに、なぜか余裕のアブレラさん。スイッチを押すと、なんと全員の変身が強制解除!なるほどなるほど、これは気が付かなかった…。 変身の出来ないデカレンジャーたちに、アブレラさんは宇宙警察の主力部隊を罠にかける計画を明かします。 むむむむむ、やるなぁアブレラさん!!自分の正体がばれることも承知で地球署を乗っ取り、主力部隊をおびき寄せて撃破する作戦とは…。 これが上手くいったら、本当に宇宙警察は壊滅的大打撃ですね。つくづく、頭脳戦仕掛けてくる敵って怖い…!どうなる地球署!?というところで次回。 うわー気になるよー。

エンディングにはハクタクさんとギンが登場。地球はどうなるの〜?と心配するギンに「センちゃんがいれば大丈夫じゃ!」と断言するハクタクさん(笑)。 街のみなさんも空を見上げ、「デカレンジャー頑張れ!」と口々に言う姿は、もう、なんかたまんないです…。ヤバイよ、なにこの展開(涙)。 しかしこんな状況でもハクタクさんだけはセンちゃんのみを応援してましたが(笑)ハクタクさん素敵だ。
あと一回、最後まで楽しませて貰いますよ!放送後も役者公演やファイナルツアーもあるし、キャストもスタッフも最後まで頑張れー!応援してます!


episode 50 [フォーエバー・デカレンジャー]

このタイトルを打っただけで、なんだかため息がつきたくなりますね。寂しさもありますが、主に満足のため息です。 魅力的な登場人物たちが誰一人として抜けることなく最終回を迎えたことや、過不足なくまとめられた相変わらずスマートな演出、 痒いところに手が届きすぎなくらいな内容の面白さなど、そのすべてを可能にしていたのは出演者やスタッフのこの番組に対する愛情なんだろうな、 とこの最終回を見て確信しました。視聴者もデカレンファンだけど、一番のファンはスタッフや出演者だったのかもしれないですね。

物語は最終局面へ。いつもボスが座っているはずのデカルームのボスの席に、アブレラさんが陣取っている場面。 これだけで、今の地球署がいかにピンチかよく分かります。いつもは自分たちの基地であるデカベースの中で、ウニーガたちに吹き飛ばされるメンバーたち。 ホージーが本部に主力部隊を止めるように通信を試みるも、すべての機能をアブレラに握られているためにそれもままならない。 しかしバンは、正義は絶対勝つ!と気炎を上げ、それに呼応するように音楽が変わる。この演出が憎い・・・! 一番大事なときに緊急変身出来ないという思ってもみない事態から、彼らは一体どうやって逆転するのか。最後の30分、じっくり見させて頂きます。

OPコール、特捜戦隊デカレンジャー!のバックにはいつものテーマ曲ではなく、堅い信念を思わせる曲がかかります(曲名が分からなくてこんな表現・・・)。 6人の瞳だけが次々に写され、役者本人たちが、変身後にしか使わない武器を構える映像が入ります。 そしてナレーションは「燃えるハートでクールに戦う『6人』の刑事たち」と・・・!テツが来てから約30話。 先週の新録オープニング映像にテツが加えられていたことといい、今回のナレーションといい、 テツも含めて地球署のデカレンジャーであるというスタンスが最終回になって改めて示されると、なんだかそれだけでじんわりしてしまいます。 まだ本編は始まったばかりなのに・・・。

デカレンジャーたちのピンチを救ったのはマーフィー!やっぱり彼も地球署の仲間なんですよね。パワーアップした武器が出てきても、 最後までそのキャラクター性が発揮されてきました。マーフィーがみんなをかばうように前に立ち、その隙に5人は分散することに。やっぱりこういうとき、 いち早く指示を出せるのはホージーなんだなぁ。とにかく相手の裏をかかなくてはいけないわけですが、さて、どうするんだ・・・。

デカベースの外では、テツが一人でデカウイングロボを操縦し、デカベースロボの進撃を止めています。その気持ちを支えているのは、 内部にいる先輩たちへの信頼なわけで。いいなぁ、こういうの!ちゃんと、機動力ならデカウイングロボの方が上、 という設定を生かした戦いぶりだし。 一方、デカベースから離れたところにスワンさんの姿が。そして「ボスだけが知っているはずの完成したばかりのシステム」の存在を示します。
ボスの最後の通信を思いだし、なんとか手がかりを探すジャスミン。その視線の先には、ボスのディーソード・ベガが! それを手に取り、襲いかかるメカ人間たちをライフルモードで撃破。っていうかバズーカ並み!?ジャスミンが反動で壁にぶつかるほどの威力でした。 ボスのディーソードベガから、ボスの伝えたかったことをエスパー能力で探るジャスミン。 「ジャスミンはエスパーである」というナレーションが最後の最後まで入っているだけで、なんか嬉しいです。能力を使ういろんな場面があったよなぁ・・・。 出会ったセンちゃんにすべて伝えるジャスミン。鉄工所のマーフィーの小屋の中にあるボタンを押すと、すべての機能が 鉄工所に移るという仕掛けがあると。やはり激化する状況に合わせて、こういう局面も想定して作っていたんですね。いままでの話から考えれば無理のない展開です。

センちゃんは敵に見つからないように物陰で逆立ち。こんな時だからこそ、彼の冷静さが際だちます。 「これは、センのシンキングポーズである」というナレーションもいつも通り。いいなぁ。最後までセンちゃんのパーソナリティは、じっくりと考えた上でのひらめきです。 そうだ!の声も小声。ジャスミンの安堵の表情は、活路が見えてきたことに対する希望と、センちゃんの能力をジャスミンが信頼していた証なんでしょうね。 デカベースの照明を使い、SPDシグナル(モールス信号ですが)で他の3人にジャスミンから聞いた内容を伝えるセンちゃん。 あんなの分かるなんて、みんな優秀だ。ジャスミンはこんな時でも「賛成の反対の反対!」と、昭和の心を忘れていません(笑) ジャスミンからセンちゃんへわたったバトンが、次の3人へ。ああ、燃える・・・!

外ではテツがデカベースロボの攻撃を受け、デカウイングロボも倒れ込みます。主力部隊の地球到達まであと15分。 バン、ホージー、ウメコはガニメデのせいで進めない。ウメコが「リーダーのあたしに任せて!」(まだ言ってるし。。笑)と張り切って消えると、 シャッターの先からゆっくりバスタイムを楽しむウメコが!ええ〜?最近ご無沙汰だった入浴シーンがこんな形で見られるとは・・・。 「普通はこんな状況じゃ入らないでしょう!」って敵に突っ込まれてるし(笑)でもそんな突飛な発想のおかげで、バンとホージーは無事に通過できました。 ていうか「面白いもの見せてあげる♪」までのウメコが可愛すぎです。ホントに良い表情しますよね。 そして早変わりも披露。ガニメデの頭部に立ってます!凄い運動神経。 「胡堂小梅ちゃんは、早変わりも大得意だって知らなかった〜?」「知るわけないっ!」のやりとりは普通に笑いました(笑)

バンとホージーの前にはウニーガが。2人が危機に陥ったとき、デカベースの外ではテツがデカバイクロボをオートコントロールで デカベースにぶつける!ああーデカバイクロバが大爆発・・・!デカバイクもここまでよく頑張ってきたのに、ここで散るとは。 その衝撃でウニーガから逃れられた2人。上手く作ってますねぇ。無駄がない。バンはリフトに乗って上に上がろうとするも、メカ人間に邪魔されてスイッチを押せない。 いよいよ、ホージーの出番です。
ホージーは敵に組み付かれながらもSPシューターで小石を撃つ・・・すると小石は飛んでいき、 リフトのスイッチをオンに!うわーお約束だけどこれはすごい燃える!!こういう時のために磨いてきた腕です(43話)、ってやつですよね。 努力の天才、面目躍如!リフトに飛び乗るバンに、ホージーが一言叫びます。

「後は頼んだぞ、相棒!」

うわああホージー!!(涙)言った、確かに今言ったよね・・・。ああ、一年間を費やした伏線が、ようやく、回収されました・・・。 しかも、みんなが望んでいただろう最高の形で。
バンは戸惑いの表情の後に、ニヤっと笑い、嬉しそうに
「このやろう・・・相棒っていうな!」
ああーもう!!どこまでもお約束、でも、だからこそ燃える!あんたら最高だよ!

一人一人を思い出しながら、バンが鉄工所へ走ります。さあ、きっちりアンカーを努めてもらいましょう! ほかのアリエナイザーは4人が体を張ってくい止めているから、あとはイーガロイドだけ。 このあたり、バンの素面アクションが冴えていましたね。良い動きしてるなぁ。 どうやって中へ入るのかと思ったら、わざとイーガロイドに向かっていくことでその反動を利用して、ガラスに飛び込む作戦でした。上手いなぁ! しかもそれは4話で見せたドロップキック!ああ、なにもかもが懐かしい・・・。 ボタンを押すと、鉄工所の壁の向こうに操縦室が!これで一気に形勢逆転!

ホージーの左アッパーがウニーガに決まる!「やったな、相棒」って、ああもう、泣かせんなよ・・・。ウメコが身軽な動きで相手を翻弄し、 センちゃんに不敵な笑みが戻り、ジャスミンは「どーんと行ってみよう!」ということで、全員でエマージェンシー! バンは本部へ連絡し、ヌマ長官が主力部隊を止めました。あとは最後の仕上げだけ!戸惑うアブレラさんの元へ、バンが現れます。 ああこれは、1話の初変身と同じカット割り!泣ける・・・。
「変身できなくたって、みんなバラバラだって、俺たちの心はひとつだ!」そうそう、そう言うチームなんですよね!

おお、そして久々の全員名乗り。しかもテツが入ってる!「6つ!無敵がなんかイイ!」って、なんかちょっと微妙だけど(笑) しかし、6人で揃うと壮観ですねぇ。「生きるために必要なもの、それは愛と勇気と、正義を信じる心」 だと、最終回で言い切れるだけの説得力を、彼らはこの一年間で見せてくれました。 ジャスミンとウメコ、センちゃんとホージー、テツがそれぞれのアリエナイザーにとどめを刺し、 バンがアブレラさんをついにジャッジメント!当然デリート許可。「悪は無くならない。誰の中にも、私と同じ欲望があるのだ!」というアブレラさんも、 悪役としての意義を全うしています。いいですねぇ!でもそれ以上に「みんなの中に正義を信じる心があるかぎり、悪の栄える未来は無い!」 と言い切ったバンは最高に格好いいです。思えば、信じるということがいかに大事か、この作品はずっと問いかけてきましたもんね・・・。

マーフィーのディーバズーカで、アブレラさんをデリート!アブレラさん、ラストに相応しい巨悪っぷりでした。 大喜びでボスに連絡を取ろうとするも、ボスはすでに・・・。みんな泣き出していますが、これはもちろん見え見えの演出なわけで(笑) そんな演出もデカなら許せます。ライセンスから聞こえてきた声の主は、スワンさんに支えられてみんなの前にやっと現れます。 ああ、みんな抱きついてるよ・・・。そして「お前たちを誇りに思う」と言い、ボスは一人一人をしっかりと抱きしめました。 いいなぁ、この信頼!

大団円のラスト。「特捜戦隊デカレンジャー」がかかる中で、それぞれのその後が描かれます。 正式に地球署配属が決まったテツ。ちゃんとノーマルバッヂつけてますね!「気取らない性格ですので、相棒って呼んでください」に、みんなで「ナンセンス!」 なんていうのも、テツが来た当初は考えられない関係だよね・・・。 エンディングロールの後ろでは、下着泥棒を追いかけるホージー、センちゃんはあんぱんと牛乳(笑)で張り込み中に、いきなりひらめいて逆立ち、 ジャスミンは狙撃犯を撃って銃口をフッと吹き、ウメコはマーフィーとお風呂、と変わらない地球署ライフを送っています。 ただ一人、ファイヤースクワッドに選ばれたバンを除いて。当人は、月の3つある星で任務中。 ギョクさんにバンて呼んでもらえずに不満そうですが、こっちも頑張っています。
たとえ遠く離れていても、彼らは宇宙一のチーム。そして、正義を愛する心はひとつ。

こんなにすがすがしい感動に満ちたドラマは、戦隊もの意外でもそうそう無いと思いますよ。「いままでありがとう、そしてこれからもよろしくたのむぞ、デカレンジャー!」 という、刑事ものとしても戦隊ものとしてもかなり理想の形で終わってくれて、本当に嬉しいです。この後の番組が心配になるほど(笑)爽やかかつ完璧な最終回でした。 あー面白かった!最高でした!出演者、スタッフ、素敵な作品をありがとう!

しかも、番組最後の提供のところでは、デカレッドとマジレッドがタッチして握手を!凄い、ここまでやるか・・・。 これはマジも見るべきですね?(笑)


→感想へ戻る

SEO [PR] 爆速!無料ブログ 無料ホームページ開設 無料ライブ放送